埼玉県上尾市で外壁・屋根塗装工事を請け負ういちず塗装の河野です!
今回は、住宅の美観や耐久性に影響のある軒天井について詳しく解説します。
意外と見過ごされがちな部分ですが、実は軒天井の塗装や補修はとても重要です。
この記事を読んで頂き、軒天井の大切さやメンテナンス方法をご理解頂けますと幸いです。
まず、軒天井とは何かご存知でしょうか?
軒天(のきてん)は、屋根の端から外壁にかけて伸びる部分の裏側に位置する天井部分のことを指し、
戸建住宅におけるこの部位は見た目以上に重要な役割を果たしています。
軒天の主な役割について
- 美観の向上
軒天井を設けることで、屋根の構造部分である垂木や野地板を隠し、住宅全体をすっきりと見せることができます。
また、外観が整い美しい住宅に見せる効果があります。 - 雨水や太陽光による劣化防止
軒天があることで、雨水の吹き込みや強い日差しから外壁を守ることができます。
これにより、外壁の劣化を防ぎ、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。 - 延焼防止
万が一、隣家で火災が発生した場合でも軒天が不燃材で作られていれば、火の広がりを防ぐ役割を果たします。
特に都市部では、延焼防止のために不燃材を使用した軒天が推奨されています。 - 屋根裏の換気
軒天には、屋根裏の湿気を外に排出するための換気口が設けられている場合があります。
これにより、内部結露を防ぎ、建物の耐久性を高める効果があります。
軒天井に使われる素材とメンテナンス方法
軒天井に使用される素材はさまざまで、それぞれの素材によって当然ですがメンテナンス方法も異なります。
いちず塗装では、お客様の住宅に最適な塗装・補修方法をご提案しております。
- 木材系(カラーベニヤ・化粧合板など)
木材系の軒天は、経年劣化により表面が剥がれやすくなります。
10年以上経過している場合、塗装だけではなく、張り替えや増し張り補修が必要になることがございます。 - 不燃材(ケイカル板・フレキシブルボードなど)
ケイカル板は、耐火性・防湿性に優れていますが、吸水性が高いため、塗装による保護が必要です。フレキシブルボードは強度が高いですが、その分重量もあるため、定期的に下地の強度確認が必要です。 - 金属系(ガルバリウム鋼板・アルミなど)
金属系の軒天は錆びにくいですが、経年により錆が発生する可能性があります。
そのため、定期的に錆止め塗装を行い、腐食を防ぐ必要があります。
軒天井の塗装・補修が必要な理由とトラブル事例
「軒天は雨水が直接当たらないから放っておいても大丈夫」と思っている方も多いですが、実際には湿気がこもりやすく、適切な塗膜保護などがされていないと、劣化の原因になります。
軒天井が劣化し剥がれてしまうと、鳥や害獣が屋根裏に侵入し、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
よくあるトラブル事例としてはスズメやネズミの侵入などがございます。
軒天の隙間から侵入した害獣が天井裏に巣を作り、騒音や悪臭を引き起こすことがあります。
また、よくお客様からもご相談やご質問を頂く事も多いですが長年放っておいてしまうと劣化し雨漏りと誤解される黒ずみの発生が生じて埃や汚れで軒天が黒ずんでしまい、雨漏りと誤解されることもあります。
いちず塗装が推奨する軒天井の塗装方法
軒天の塗装は、外壁塗装とセットで行うことをおすすめしております。
軒天の塗装に使用する塗料は、耐水性・通気性・防カビ効果に優れたものが一般的です。
特に、いちず塗装では耐久性が高く、長期にわたって保護効果を発揮する「マルチエース」や「ケンエース」という塗料を使用しています。
また、色選びも重要なポイントです。
軒天井の色を明るくすることで、住宅全体の印象が明るくなり、逆に暗い色を選ぶと重厚感が増します。
DIYでの軒天塗装はリスクが高い!プロにお任せください。
軒天塗装をDIYで行うことはおすすめしません。
高所作業であるため危険が伴う上、塗装の仕上がりにムラが出る可能性が高いです。
いちず塗装では、プロの技術で安全かつ美しく仕上げますので、安心してお任せください。
まとめ
軒天井の塗装や補修は、住宅の美観や耐久性を保つためには欠かせないメンテナンス作業です。
いちず塗装では、お客様のご要望に応じた最適なメンテナンス方法をご提案しています。
軒天に関するお悩みやご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
今までもこれからもいちず塗装は、お客様のお住まいを守るために心を込めて丁寧に適切な施工をいたします。
これからも皆様の大切な住まいを、共に守っていきましょう!
このブログにて軒天井の重要性をご理解いただき、適切なメンテナンスのきっかけとなれば幸いです。
外装リフォーム工事をご検討中の方や、ご自宅の事で何かお困り事がある方などお気軽にご相談ください♪
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