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直貼りサイディング メンテナンスの際の注意点について

埼玉県上尾市で外壁・屋根塗装工事を請け負ういちず塗装です!

本日は、直貼りサイディング メンテナンスの際の注意点についてご紹介させて頂きます!

直貼りサイディングとは2000年以前の工事で一般的だった工法です。

防水シートの上から直にサイディングボードを貼り付けるため、直貼り工法と呼ばれています。 直貼り工法は、水の逃げ道がないため、内部結露しやすいのが問題となっています。

直貼り工法では、内部に湿気が溜まったことが原因で、外壁材の表面が剥がれてしまうケースも少なくありません。 これは、内部に溜まった湿気が、塗膜から逃げようとしたことが原因で起こった不具合です。

直貼り工法のサイディングは、塗り替えメンテンス後にもさまざまな不具合が生じる場合があります。

壁内部に溜まった水分が塗膜によってさらに逃げ場がなくなり、水分の蒸発で体積が増え塗膜を下から押し上げ膨らんだり、膨らんだ塗膜が剥がれてしまったりする可能性が高くなります。 また冬場には外壁材内部に残った水分が凍り、体積が増えることで外壁自体を破壊してしまう凍害も起きやすくなります。


直貼り工法のサイディングの外壁塗装は保証が出ない?


製品保証や施工保証は、保証の対象を塗料や施工が原因で起きた不具合の場合としています。 塗装後に不具合が出たとしても、直貼り工法というもともとの構造が原因によるものであるため、保証の対象外となるためです。
・直貼りサイディングボードの説明ががない
・見分けが出来ない
・長期保証を出す業者様
上記ような塗装業者様はトラブルの原因となる場合が多いので注意しましょう。


直貼り工法のサイディングのメンテナンス方法は

  1. サイディングを全面通気工法に貼り替える
    サイディングの総貼り替えをすすめる業者さんも多いですが、工期やコストが大きくかかります。
    サイディングに著しい歪みや反りが生じていたり、壁内結露で断熱材や柱に著しい劣化の進行が確認できれば張り替えをおこないます。
    上記の金額のみではなく胴縁を取り付ける大工工事がかかる為コストの高い工事になります。
  2. サイディングのカバー工法を行う
    外壁カバー工法では、金属サイディングを張る前に胴縁を取り付けて空気層を確保させることが常識になっています。
    湿気による結露の悪影響が低減し、断熱性能や遮音性能が改善されます。
    外壁塗装に比べると、格段に快適に生活ができるようになります。
    雨漏りが生じている場合は、防水シートを貼ってから外壁カバー工法をおこなうと外壁からの雨漏りが改善します。
    もちろん、通気層を設けるだけでも雨漏り対策になります。
  3. できるかぎり不具合が出ずらい塗料で塗装する
    できる限りリスクを下げる施工を行うことで、塗り替えも可能です。
    湿気を逃がすことのできる透湿性の高い塗料を使うなど、適切な下塗り・上塗りの選定を行えば、塗り替え後の不具合が出る可能性を下げることができます。


塗装の透湿性塗料とは


外壁が水分を含みやすい外壁材の塗装にかかせない透湿性能どういった効果があるか
透湿性塗料には、
水分を遮って、湿気は通す性質があります。
そのため、結露を防ぎ、外壁の腐食や塗膜の剥離を避ける効果があるのです!



通常の塗料を塗ると…


外壁内部からも水分が外に逃げなくなります。
その結果、
水蒸気が塗膜を内側から押して
膨れや外壁の剥がれを起こしてしまう
可能性が上がってしまいます。

直貼りサイディング際は注意して施工を行いましょう!

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